黒ハート ダブルバインド@

人は相反する二つのメッセージを同時に突きつけられたとき、疑問を持ったり反発したりするわ。

でも、もしそれが日常的に行なわれたらどうなるかしら。

そして、それが逃れられない状況だったら……?



こんばんは、まりなよ。

今回は久々に心理学のお勉強をしましょ。


「ダブルバインド・セオリー」(二重拘束理論)について。


例えば、子供が母親から「もっと自主的に勉強しなさい!」って言葉を投げかけられたとするわ。

これには、大きな矛盾が潜んでいることにお気づきかしら。


母親は「自主的に」と言いながら、「勉強しなさい!」と勉強することを強要している。

このとき子供は、二つの相反する命令を突き付けられたことになるわ。

つまり、勉強すると「自主的」じゃなくなるし、勉強しなければ「勉強しなさい!」に背くことになる。


普通ならそこで反発したり疑問を投げかけたりするんだけど、『親と子』という立場上、それができない場合もあるわよね。

例えば、幼いころからそれが繰り返し行なわれてきていたり、親に権威があって逆らえない場合など。


もしここで反発することができれば、子供は自立へと向かうんだけど、反発できずに親の言いなりになってしまうと、いつまで経っても主体性のない、親の操り人形のような人間になってしまうの。

さらに、言葉の裏ばかりを読むようになったり、逆に言葉を文字通りにしか受け取れなくなったり、人とのコミュニケーションに萎縮したり、といった歪んだ精神構造を形成しかねない。


だからある意味、親は子供に『反発しやすい環境』を作ってあげないといけないの。

正常な反抗期は自立への第一歩なのよ。


それはさておき、このように

@2人以上の人間の間で

A繰り返し経験

B最初に否定的な命令

C次にそれとは矛盾する第二の否定的な命令

Dその人がその場から逃れることをためらうような第三次的な禁止命令


を構成した時、ダブルバインド(二重拘束)が発動するの。

これは非常に危険なものであり、時にはこれが統合失調症を引き起こすと、この理論を唱えたグレゴリー・ベイトソンは述べているわ。



ちょっと難しい話になっちゃったから、今回はここまで。

次回、このダブルバインドに恋愛を結びつけてお話をするから楽しみにしててね。


まりな
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